11/11 レキシ@フェスティバルホール
レキシのライブは大学生のときに2回行って、面白いけど内輪ノリ感の強さが苦手で久しく行っておりませんでした。
ただ、ゴルフ部の偉大な先輩にお誘いいただいて3年ぶりぐらいに行ってみたところ、過去一に楽しくて感動してしまいました。
セトリ、演奏、構成、演出のどれも抜群に良くて、また次のツアーも行きたくなっちゃいました。ただ、列挙した4点が楽しさを構成する要因なのは間違いないですが、レキシのライブを完成させる大事な要素の1つは、お客さんの質の高さではないかと思います。
書き始めで内輪ノリが…とか言ってるので矛盾してるかもしれませんが、歳とライブに行く回数を重ねて色々わかってきたということです、たぶん。
お客さんの質とは、先日のハライチのターンで岩井が「思いやりのプチョヘンザップ」について話してたんですが、まさにそれができる人がどれだけの割合でいるかではないでしょうか。
「思いやりのプチョヘンザップ」は簡単に言うと、ライブ中に手を挙げて楽しんでる感じをアーティストに見せて演者側にも満足してもらい、相乗効果で良いライブにつなげたいよね的なことです。
今日のライブに来てたお客さんは思いやりのプチョヘンザップをしてた訳ではなくて各々が自由に楽しんでたと思うんですが、その楽しみ方がアーティストの期待してるそれと合致して相乗効果で大盛り上がりって感じでした。
年齢層が少し高めで皆さんライブ慣れしてて、周りに迷惑をかけない楽しみ方をわかっているからでしょう。
吉澤嘉代子、SPECIAL OTHERS、サカナクション、今は亡き清竜人25などが好きで何度もライブに足を運びたくなるのは、曲の良さももちろんあるけれども、共通してお客さんの質が高いことも大きいな要因の1つだなと改めて思います。
逆に、大学生のときに好きだったSUPER BEAVERのワンマンにもう行こうと思わないのは、若くて顔ファン気味のキャーキャー叫んじゃうお客さんが多くて疲れてしまうからですね。
それが悪い訳ではないです。
ただ、MCとかでメンバーの名前を呼んだりするのは、好きな気持ちとか高まっている感情を好き勝手に放出することで、極端な言い方をすると他の人たちを置き去りにした自分本位の行動に感じてしまいます。そういうことをする人がたくさん集まると、上で挙げた方々のライブにはある心地良さの部分が完全に死んでしまうので、アラサーにはしんどいわけです。
フェスで見たら非常にかっこよかったのでワンマンに行ってみたいKing Gnuも、行ったらもういいやとなっちゃうでしょう。
まあ人気すぎてチケット取れないですが。
ちなみにアイドルのライブは概ねお客さんの質が最底辺ですが、それは承知の上で行くので気にせず楽しめます。
あと、サンボマスターのライブで「山口ー!」とか叫んでるおじさんは微笑ましく思えます。
ということで色々書きましたが、結局イケメンバンドマンが顔ファン女の子たちにチヤホヤされてることに嫉妬してるだけですね。すみません。
はー高良健吾になりたいなー。